痔のはなし

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痔の種類と主な症状

血マメが肛門にできます。内痔核の方は出血があります。
外痔核の方は痛みを伴います。

便秘や無理ないきみで肛門が切れてしまいます。痛みや出血があります。

肛門の周囲に感染をおこして膿がたまります。痛みやかゆみがあります。

痔瘻のはなし

 

​痔瘻(アナ痔)ってどういうこと?

痔瘻は肛門や直腸の周りに炎症を起こし、化膿してくることから始まります。肛門周囲膿瘍、直腸周囲膿瘍といいます。

痔瘻肛門図

直腸と肛門の境目はデコボコしていて、その凹みには粘液が出てくる穴が開いています。肛門陰窩といいます。肛門や直腸周囲の膿瘍はここから細菌が侵入することによって起こります。
化膿する場所は皮膚のすぐ下や括約筋の間、骨盤の奥深いところまでと様々です。

化膿したところが次第に大きくなり、切開したり、自然に破れたりして肛門陰窩と皮膚との間にトンネル(瘻管)ができます。それが痔瘻です。

どんな種類があるの?

​皮下痔瘻

​筋間(貫)痔瘻

​高位直腸瘻

トンネル(瘻管)の位置や走向によって分類します。

  1. 皮膚のすぐ下を通るもの=皮下痔瘻

  2. 括約筋の間や括約筋を貫通するもの=筋間痔瘻

  3. 骨盤の奥に広がり、ずっと奥の直腸に通じるもの=高位直腸瘻(複雑痔瘻)

などがあります。2.の筋間痔瘻が最も多く、痔瘻の80%を占めます。

複雑痔瘻には前述のように骨盤の奥に拡がるものもあれば、この写真のように肛門括約筋の筋繊維の走向に沿って肛門の周りに拡がってしまうものもあります。

手術はどうするの?

麻酔がかかって肛門の中を観察すると直腸と肛門の境目が見えてきます。細菌の侵入口(原発口)は比較的容易に確認することが出来ます。
痔瘻の手術は、細菌の侵入口から出口までを切除することが基本です。しかし、複雑痔瘻や多発した痔瘻に対して同様の手技を行うと、括約筋に対するダメージが大きくなりますので、瘻管の位置・走向に応じた術式の選択が肝要です。

いずれにしても、複雑化した痔瘻に対する手術は見た目の傷が大きくなるばかりではなく、括約筋に対する影響も無視できません。

入院期間はどれくらい?

痔瘻に対する手術は、瘻管の拡がりによって傷の大きさが違ってきます。単純な痔瘻であるほど傷は小さくなり入院期間も短くて4~5日程度ですが、複雑化するほど長期間を要し、長い方では2~3週間かかる場合もあります。

費用はどれくらい?

4~5日入院でおよそ5万円 2週間入院でおよそ12万円です。

いつ頃から仕事やスポーツはできるの?

デスクワークや軽労作、軽い運動は退院した翌日から仕事復帰は可能ですが、重労働や激しいスポーツは100%復帰まで1か月を要します。

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